シマノの新機種VANFORD「ヴァンフォード」は16ストラディックCl4+の後継機だった!

製品紹介

シマノの新型スピニングリール、VANFORD「ヴァンフォード」の情報が公開されました。

ヴァンフォードは名機16ストラディックCl4+の後継機

シマノのスピニングリールは、適度な慣性のある高剛性ローターを搭載し、巻きの釣りに適したコアソリッドシリーズと、軽量で低慣性ローターを搭載した、操作性、感度重視のクイックレスポンスシリーズの2タイプがありますが、ヴァンフォードはマグナムライトローターと軽量ボディー採用のクイックレスポンスシリーズに属します。

出典:シマノ

色合いは16ストラディックCl4+と似ており、価格も定価3万円台前半、実売価格は2万円台と予想される事からも、正に16ストラディックCl4+の後継機と言えそうですが、搭載されている技術特性はハイエンド機種である19ヴァンキッシュに肉薄するものとなっています。

名称変更の理由

ヴァンフォードは外観、技術特性、価格帯から見ても、16ストラディックCl4+の後継機と言えますが、ここに来て名称を変えてきたのは、クイックレスポンスシリーズのストラディックCl4+とコアソリッドシリーズのストラディック、目指す方向性が違うにも関わらず、2機種が似通った名称であるために混同されがちだった為、名称変更によりユーザーに分かりやすく区別することを目的としています。

注目の技術特性

NEWマグナムライトローター

出典:シマノ

19ヴァンキッシュと同じ、チタン製ワンピースベール採用の最新式Cl4+マグナムライトローターが搭載されており、これまでの剛性不足の懸念を払拭し、より軽快な巻き出しと安定感、ピタッと止まる操作性を実現しています。

マイクロモジュールギアll&サイレントドライブ

出典:シマノ

ギアの歯面ひとつひとつの設計を見直し、ギアノイズの低減、滑らかなギアフィーリングの向上を達成したマイクロモジュールギアllと

出典:シマノ

ボディーの基本設計の見直しや駆動関連部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで排除したサイレントドライブによって、滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻き心地を実現し、力の伝達ロスを最小限に抑え、巻き剛性の向上にも一役買っています。

ロングストロークスプール

出典:シマノ

主にシマノの上位機種に搭載されているロングストロークスプールは、ライン放出によって起きるスプール痩せの緩和による摩擦抵抗の軽減、更にはストロークの増加により巻き取った糸に角度がつき、下糸への食い込み(糸噛み)が起こりにくくなり、飛距離UPが期待出来ます。

Xプロテクト

出典:シマノ

従来のコアプロテクトに施された撥水処理による防水機能に加え、水の侵入を抑えるラビリンス構造を複合させる事により、低水圧下では内部まで水が到達しない為、回転の軽さを損なわない非接触式構造でありながら高い防水性能を実現しています。

スペック

※XG=エキストラハイギア仕様、HG=ハイギア仕様、S=シャロースプール仕様、M=ミディアムディープスプール仕様、DH=ダブルハンドル仕様、C=コンパクトボディの意味です。
※ストッパーの切替機構はありません。

気になる発売日は?

2500S、2500SHG、C3000、C3000SDH、3000HG、C3000XGは2020年9月発売予定

3000MHG、4000、4000MHG、4000XG、C5000XGは10月発売予定

C2000S、C2000SHG、C2500SHGは11月発売予定

ヴァンキッシュに迫るスペックを備えているにも関わらず、2万円台で手に入るハイコストパフォーマンスを実現したヴァンフォード
バーサタイルなリールとして16ストラディックCl4+同様、人気機種になる事は間違いありません。

 

 

 

 

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