夏の人気のターゲットの一つ、シロギス釣り。
波止や砂浜などから手軽に狙えるシロギスですが、先日たつの市の新舞子でレンタルボートを借りてのボートキス釣りに行って来たのでご紹介します。
事前に予約
お世話になるのは井野貸しボートさん。
予約が必要ですので電話連絡のうえ、当日のボートの空き状況等の確認をお願いします。
実は○十年前、小学生の頃に親戚のおじさんに連れて行ってもらって以来、人生二度目ですので場所も覚えていません。
地図で確認すると、それらしき建物が…無い。
予約の時に聞いてみると、来ればわかるとの事。
まあ、砂浜にボートが並んでいるのでしょうから、場所については良しとします。
時間は5時半頃から11時までとの事。
開始時間については5時半必着ではなく、それ以降ならOKです。
次に心配なのがライフジャケット。
小さなボートで海に漕ぎ出す訳ですから、必需品です。
しかしながら、今回は職場の2人と一緒に合計3人での釣行予定でしたが、誰もライフジャケットを持っていません。
レンタル出来るか聞いたところ、少ないけどありますとの事でしたので、1人乗りと2人乗りを一艘ずつとライフジャケット3つを予約。
(ライフジャケットのレンタルは無料)
エサや氷、飲料水等は用意して行きましょう。
かなり暑くなりますので、帽子もあったほうが良いでしょう。
乗り物酔いしやすい方は、酔い止めも忘れずに。
いざ当日
ここ新舞子は潮干狩りも出来る遠浅の海なので、舟を出す時間が干潮だったらどうするの?浮かぶ所まで引きずって行くの?とか考えていましたが、当日は満潮が朝の5時半。
風も穏やかでうっすら曇り空。
完璧や!
狙った訳ではないのですが、見事に好条件が揃っています。
当然、終了予定の昼前には干潮ですから、無事に帰り着けるか心配ですが、まあ何とかなるでしょう。
同僚を乗せて新舞子の海辺を車で走っていると、砂浜にボートが並んでいて、おじさんが二人立っています。
成る程、来ればわかりました(笑)
地図で見た通り、付近にボート屋さんらしき店舗はなく、予約した時間におじさんが現地で待機しているシステムの様です。
注意事項やポイントの説明を受けて、いざ出舟。
沖には海水浴の境界のブイ列、更に少し沖にタコツボのブイ列があり、ポイントはタコツボのブイ列の手前か奥との事でしたので、取り敢えずタコブイの沖を目指します。
ものの数分で到着し、先ずはアンカーを打ちます。
このアンカー、昔はブロックだったと記憶してたのですが、今はネットに小石を詰めたものになっています。
釣り開始、といきたいのですが、針を結ぶ所から始める自作仕掛けでしたので、揺れる舟の上では非常に作業がしにくいうえ、遅れて来た同僚の舟では早くもキスが釣れた様子でちょっと焦ります。
キスの溜まり場を見つけよう
ようやく仕掛けを作り終え、取り敢えず10~20m程ちょい投げで探りますが、アタリが無い。
すぐ側の同僚二人の舟では、コンスタントにアタリがあるとの事なので、キスの集まるポイントがある様です。
陸からの釣りと違い、全方位360度投げ放題なので、いろいろ投げ分けているとポイント発見!
そこからは順調に釣れ続き、ダブルや
タコが釣れる事も。
当日は残念ながらピンギスが多かったのですが、22㎝の良型も混じりました。
アタリが少なくなれば移動しながらポイントを探します。
移動の際、アンカーを上げないといけないのですが、舟の舳先にあるアンカーロープに手を伸ばす時にバランスを崩しやすいのでご注意を。
朝早い時間は然程苦もなくキスの溜まり場を見つける事が出来ましたが、8時を過ぎ暑くなってくると、アタリが完全に止まってしまいました。
ここで大きく移動する事にしたのですが、東の定置網付近か西の山際、どちらにするか悩んだ挙げ句定置網方面へ。
多少アタリもありましたが、長続きせず数匹追加するに止まりました。
10時を過ぎた頃に、山際方面で釣っていた同僚の舟が陸に戻って行ったので、少し早いですが納竿する事にしました。
干潮時はなるべく水深のあるコースで
潮が引いて所々砂地が見えていたので、浅い所を避けながら漕いでいきますが、ボートは視界の悪い後ろ向きに進むもの。
ゴール地点の10m程手前で無事に座礁(T▽T)
仕方なく海に入り、ボートを引きずって上げました💧
まとめ
後で聞いたところ、山際方面に行った同僚は絶えずアタリがあったそうですが、針が大きかったせいか掛けれずに苦労したそうです。
ピンギスが多かったので、小さめの針がオススメかもしれません。
前日までは波があり釣果が今一つで、32匹でも驚かれましたが、例年50匹を超える釣果も普通に聞きますので、今後サイズ、数共に上向いてくるであろう新舞子のボートキス釣りを、是非体験してみて下さい。
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